ヴァイオリンの右手の形と弓の持ち方を解説!うまく弾くコツも

ヴァイオリンの右手の形と弓の持ち方を解説!うまく弾くコツも

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「ヴァイオリンの弓ってどういう風に持てばいいの?」
「右手が正しい形になっているか不安…」

ヴァイオリンをいざ弾こうとしても、右手の形が正しくなければ上手に弾けません。

右手は意外と難しいので、変なクセが付く前に正しい持ち方を知っておくことが大切です。

この記事では、以下の内容について紹介します。

  • ヴァイオリンの弓の持ち方
  • 右手首の角度
  • 右手の形
  • 上達のためのポイント
  • 右手の練習方法

画像を使用して分かりやすく解説していますので、ぜひご参考ください!

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目次

ヴァイオリンの弓の持ち方

まず、ヴァイオリンの弓の出っ張りとゴム部分の間あたりに親指を当てます。

ヴァイオリン 弓を持つ部分

親指を当てるとき、親指を曲げるのがポイントです。

曲げることで、弓を自在に動かしやすくなります。

親指を真っすぐピンと伸ばさないように気を付けましょう。

ヴァイオリン 弓の持ち方

次に、中指を親指の真向かいにおろします。

そのまま人差し指と薬指を軽く添えるように置きましょう。

小指は、六角形になっている部分指を曲げた状態で置きます。

小指も伸ばさないようにするのがポイントです。

ヴァイオリン 右手 形 小指

弓を持つときは、力を入れすぎないように気を付けましょう。

力を入れて掴むように持つと、肘や腕の動きが硬くなってしまいます。

ヴァイオリンの右手首の角度

弓を持ったときの右手首は、手首が頂点になって山になるような角度が正しい形です。

右手首の位置がもっとも高くなることで肘が下がり、肘を柔らかく使えるようになります。

ヴァイオリン 右手首 角度

右手首を真っすぐにしてしまうと、力が入って肘の動きが硬くなります。

ただし、弓先では右手首の位置を高くすることはできないため、手首が真っすぐになっても問題ありません。

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弓の位置によって圧力や右手の形が変わる

弓の位置によって、指にかかる圧力や右手の形が変わります。

弓元と弓先でどのように違うのか確認しましょう。

弓元

弓元で弦を弾くときは、小指に重心がかかります。

右手の形は、生卵を掴むときのような、ややまるみを帯びた状態です。

親指・中指・小指で弓を支え、肘から下はできるだけ力を抜きます

弓先

弓先で弦を弾くときは、人差し指に重心がかかります。

右手の形は弓元のようにまるみは帯びず、やや手のひらが開くような状態です。

中指から小指は力を抜き、小指は突っ張らない程度に伸びます。

弓先まで弓をおろすときは、弓と駒が平行になるように意識しましょう。

肘は真横に引くイメージで、腕を真っすぐ伸ばします。

肘が前や後ろに行かないように気を付けましょう。

ヴァイオリン 弓先 肘 角度

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右手を上達させるためのポイント

弓の持ち方や右手の形が正しくても、いざ弾いてみるとうまくいかないことがあります。

手や腕に余計な力が入っていたり、弾いているうちに右手の形が崩れたりなど、原因はさまざまです。

そこで本章では、ヴァイオリンを弾く際に意識するべきポイントを紹介します。

練習時には3つのコツを意識し、反復練習して上達を目指しましょう。

弓を持つときのコツ

弓を持つときのコツは親指と小指を軽く曲げ、手の形をまるくして持つことです。

小指は弓先まで行くと少し伸びますが、それ以外はまるい形を保って弾くようにしましょう。

弓の持ち方を身体に覚えさせるために、空いた時間に鉛筆などで持ち方を確認するのもおすすめです。

持ち方を毎回意識すれば、だんだん正しい形をキープできるようになります。

隣の弦に触れないようにするコツ

弾いているときに隣の弦に触れてしまうのは、初心者だけでなく、何年もヴァイオリンを弾いている人も抱える悩みです。

隣の弦に触れてしまうのは、肘が動かないまま手首だけで移動しようとすることが原因です。

手首だけ動かすと弓の角度が足りず、隣の弦に触れてしまいます。

肘も一緒に移動することで、隣の弦に触れるリスクを減らせます。

移弦するときのコツ

移弦するときのコツは、弓を止めてから次の弦に移動することです。

曲の流れで弾いていると、弓を止めないまま移弦してしまうことがよくあります。

練習のポイントは、テンポをゆっくりにして移弦前に弓を止め、止まったまま移動したら弓を動かすことです。

弓の角度をどれくらい変えればよいか、反復練習して右手に覚えさせましょう。

慣れてきたらテンポを速くして練習します。

必ず弓を止めて移動することを意識するのが大切です。

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ヴァイオリンの右手の練習方法

ここでは、右手の使い方を上達させるための練習方法について紹介します。

正しい持ち方や上達のコツを知っても、実際にスキルを身につけるためには練習が欠かせません。

何度も反復練習して、身体に覚え込ませましょう。

メトロノームを使ってゆっくり練習する

メトロノームを使用すれば、弓の速度が一定になってきれいな音を出せるようになります。

最初はゆっくりなテンポで、弓の持ち方、手首の角度、右手の形を意識しながら練習しましょう。

音がかすれたり、弓がバウンドしたりする場合は、右手や腕に余計な力が入っている可能性があります。

その場合は力を抜き、弓先から弓元まで一定の圧力で動かすことを意識しましょう。

慣れてきたらテンポを上げてOKです。

スムーズに弓を動かせるようになったら、4本の弦いずれでも同じようにきれいに音を出せるか確認してみましょう。

自分の音を聴いてムラがないか確認する

上達のために欠かせないのは、できないことや問題点を洗い出すことです。

弓を動かしたとき、音にムラがないか確認するようにしましょう。

弓が曲がっていたり、弓にかける圧力が足りなかったりすると、ムラのある音になってしまいます。

弓元で弾くときに音がブレるなど、うまくいかないところを意識することで改善すべき点が明確になります。

弾くことに集中して音を聴く余裕がない場合は、スマホの録音機能を使って録音すると客観的に問題点に気付けるためおすすめです。

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右手を練習すればヴァイオリンがもっと上達する!

ヴァイオリンを上達させるためには、右手の扱い方が非常に重要です。

移弦音量・スピードなどは、すべて右手がコントロールしています。

正しい弓の持ち方右手の形を覚えて、練習に励みましょう!

「どうしても右手の扱いが上手くいかない…」という場合は、音楽教室に通うのも一つの手です。

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この記事を書いた人

ヴァイオリン歴7年。社会人になってからヴァイオリンを始めました。ヴァイオリンやピアノなどの楽器は、大人から始めても遅くありません!楽器に興味があるけれど、なかなか一歩踏み出せない方に向けて情報を発信しています。

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