「私、左利きだけどヴァイオリン弾けるのかな…」
「左利き用のヴァイオリンはある?」
ヴァイオリンを始めたいと思っても、左利きがデメリットにならないか心配になってしまいますよね。
結論からいうと、左利きでもヴァイオリンを演奏することはできます。
また意外なメリットもあるので、左利きの方もぜひヴァイオリンを始めてみましょう!
なお本記事では、以下の内容について解説します。
- 左利きは不利じゃない!右利きと同じようにヴァイオリンを弾ける理由
- 逆持ち用のヴァイオリンも存在する
- 左利きのプロヴァイオリニストもいる
- 左利きでヴァイオリンを弾く人の経験談
本記事を読んだらきっと不安は解消されるはずなので、ぜひ最後までご覧ください!
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左利きは不利じゃない!右利きと同じようにヴァイオリンを弾ける理由
結論から言うと、左利きだからヴァイオリンを弾けない・弾きにくいということはありません。
右利きの人と同じようにヴァイオリンを弾けます。
筆者の友人にも左利きでヴァイオリンを演奏する方は複数名いるので、利き手に関係なく演奏できる理由を以下で確認してみましょう。
左利きは有利でも不利でもない
ヴァイオリンは右手と左手で役割が異なり、どちらも同じくらい重要なので利き手による有利不利はありません。
右手の役割は弓を持って弦をこすり、音に強弱をつけて音色を表現することです。
一方左手の主な役割は音程を作ることで、正確な位置に素早くしっかりと弦を押さえる必要があります。
ヴァイオリンを弾くときは右手も左手も同じくらい重要なので、左利きだからといって不利になることはありません。
左利きでも逆持ちや矯正をする必要はない
左利きだからといって逆向きでヴァイオリンを構えたり、右利きに矯正をする必要はありません。
ヴァイオリンに限らず、楽器の演奏は日常生活の中ではしない動きや姿勢をする必要があります。
そのため大切なのは利き手ではなく、楽器にたくさん触れて練習を重ねていくことです。
逆持ち用のヴァイオリンも存在する
世の中には左利き用ヴァイオリン、つまり左右逆に構えるヴァイオリンも存在します。
ルドルフ・コーリッシュというオーストリア出身のヴァイオリニストは、左手に弓を持ち右肩にヴァイオリンを構えていたそうです。
しかし左利き用ヴァイオリンは数が少なく、入手は困難です。
本章では左利き用ヴァイオリンの入手方法などについて見てみましょう。
左利き用のヴァイオリンは一般販売されていない
左利き用ヴァイオリンは楽器店などで一般販売されていないため、通常はオーダーメイドでのみ製作されます。
左利き用のヴァイオリンは一般的なヴァイオリンと異なり、下記の画像のようにあご当てが右についています。
なお左利き用というより、事故や障害などで左手のコントロールが困難な方向けのようです。
どうしても左利き用ヴァイオリンが欲しいときは
どうしても左利き用ヴァイオリンで弾きたい場合、もっとも確実な入手方法は前述のオーダーメイドです。
インターネットなどで中古品を探すことも可能ですが、そもそもの数が少ないので望みは薄いでしょう。
また在庫があるとは限りませんが、クライスラーミュージックネットショップでは既製品の左利き用ヴァイオリンを販売しています。
なおインターネットで探してみたところ、楽天市場などのネットショップでも販売されていました。
しかし安価すぎるものは質もよくない場合があるので、購入する際は注意しましょう。
左利きのプロヴァイオリニストもいる
左利き用ヴァイオリンではなく、通常のヴァイオリンを演奏するプロヴァイオリニストもいます。
ここでは、日本人で左利きのプロヴァイオリニストを2名紹介します。
古澤巌さん
古澤巌さんは1959年東京都生まれのヴァイオリニストで、桐朋学園大学とカーティス音楽院(アメリカペンシルバニア州)を卒業しています。
3歳の時に保育園の先生から左利きだから習い事をさせた方がいいと言われ、ヴァイオリンを始めたそうです。
最初は苦労したようですが、努力の甲斐あってか古澤巌さんは数々のコンクールで1位を受賞しています。
また実力を認められ、ストラディバリウスの名器「サン・ロレンツォ」を生涯貸与されています。
千住真理子さん
千住真理子さんは1962年東京都生まれで、慶應義塾大学を卒業してから国内外で広く活躍されています。
2歳半でヴァイオリンを始めて12歳でNHK交響楽団と共演しデビュー、パガニーニ国際コンクールに最年少で入賞などを果たしています。
華々しい経歴を持っていますが、幼少期にヴァイオリンの先生から「左利きはヴァイオリニストになれない」と言われたことがあるそうです。
しかし今や世界で活躍する演奏家として名を馳せているので、左利きを理由に諦めなくていいのだと勇気づけられますね。
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左利きでヴァイオリンを弾く人の経験談
本章では、実際に左利きでヴァイオリンを習っている人や演奏する人の経験談を集めてみました。
左利きならではのメリット・デメリットがあるので、ぜひ参考にしてください。
楽譜への書き込みが楽
左利きなら楽器も弓も下ろさずに、ペンを持って先生や指揮者からの指示を楽譜に書き込めます。
右利きの場合は弓をペンに持ち替えなければなりませんが、左利きだと楽器を顎で挟んだままスムーズに記入可能です。
ただし楽器を下ろさずに書き込みする場合は、楽器を落とさないように注意しましょう。
左手でのピッツィカートがやりやすい
指で弦を弾く奏法のピッツィカートがやりやすいと感じる左利きの方もいるようです。
右利きに比べて左手の握力がある分、やりやすいのかもしれません。
左手でのピッツィカートは早いパッセージで求められることが多いので、メリットと言えるでしょう。
逆向きに構えると弾きにくい
以下の画像のような形でヴァイオリンを逆持ちで構えてみたところ、まったく弾けなかったという話もありました。
左利きだからといって逆に構えればやりやすくなる、ということではないようです。
筆者も興味本位で逆持ちをやってみましたが、通常のヴァイオリンの顎あての位置で本体を挟めず非常に持ちにくかったです。
また右手の向きの違和感が大きく、非常に弾きにくいと感じました。
左手ではケースが持ちにくい
演奏上のことではないのですが、ヴァイオリンケースが持ちにくいという意見もありました。
以下のようなケースの場合、左手に持つとケースの表面、つまり出っぱった部分が体に当たってしまいます。
しかし表面を外側にすると、前方に重い部分(弓の元側や顎あてがある方)が来てしまい運びにくさを感じます。
ヴァイオリンケースにはさまざまな種類があるので、表面も裏面も平らなものを選ぶとよいでしょう。
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左利きでヴァイオリンを始めるなら教室と独学どっちがいい?
左利きでヴァイオリンを始めるなら、自分に合った学習方法を選ぶことが大切です。
主な学習方法は音楽教室と独学の2つで、以下のようなメリット・デメリットがあります。
◎プロに直接指導してもらえる
◎悪い癖に気付けるので上達が早くなる
◎モチベーションを維持しやすい
△継続的にレッスン費用がかかる
△教室が遠いと移動に時間がかかる
△先生と合わなかったら辛い
音楽教室は対面で指導してもらいたい方や、自宅近くに教室がある方に向いているでしょう。
一方で独学は、自分のペースで練習を進めたい方や、あまりお金をかけずに始めたい方におすすめです。
音楽教室と独学の違いをもっと詳しく知りたい方は、以下の記事をぜひご覧ください!
左利き用のヴァイオリンに関するよくある質問
ここでは、左利き用のヴァイオリンに関するよくある質問を紹介します。
左利きの人が楽器を弾くことについて疑問が残っている場合は、ぜひチェックしてください。
Q1:左利き用のヴァイオリンでオーケストラに参加できる?
残念ながら、左利き用のヴァイオリンでオーケストラに参加することは難しいです。
左利き用ヴァイオリンでオーケストラへの参加や入団を断られてしまう主な理由には、以下の2つがあります。
- 左利き用のヴァイオリンだと他の演奏者とぶつかる危険がある
- 楽器の向きが逆だと統一感が生まれず、見栄えが悪くなる
とはいえオーケストラによっては主催者や責任者が柔軟に対応してくれる可能性もあるため、気になる団体があったら問い合わせてみるとよいでしょう。
左利きでこれからヴァイオリンを始めたい場合は、一般的なヴァイオリンで始めることをおすすめします。
Q2:ヴァイオリン以外に左利き用が販売されている楽器はある?
ギターには「レフティ」と呼ばれる左利き用の楽器があり、一般に販売されているため入手が容易です。
ビートルズのポール・マッカートニーも左利き用ギターを演奏しています。
左利き用がある楽器を始めたいと考えている場合は、ギターに挑戦してみるとよいでしょう。
利き手にとらわれずヴァイオリンを弾こう!
左利きでも、右利きと同じようにヴァイオリンを演奏可能です。
世の中の多くのものは右利き向けに作られていますが、ヴァイオリンは利き手に左右されずに楽しめます。
大人から始めて上達した人はたくさんおり一生の趣味にもなるので、ヴァイオリンに憧れがあるならぜひチャレンジしてみましょう!
なお「マイペースに練習したい」「教室に通うのはハードルが高い」という方には、プロの指導を繰り返し受けられるオンライン講座がおすすめです。
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